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胸が痛む〜救急受診が必要な胸痛の症状と受診のタイミング

胸の痛みで受診する場合、糖尿病・高血圧・高コレステロール・慢性腎疾患、喫煙者であることなどの併存症があったり、感染症にかかっている場合は、命に関わる胸痛の可能性があります。特に、命に関わる肺血栓塞栓症や急性冠症候群(心筋梗塞・不安定狭心症)などの重大などを除外するため、迅速な検査や中核病院への救急受診が必要となる場合もあります。この記事では、都内大学病院の救急医療センターで、多くの救急患者を診断治療してきた院長が、どのような症状があったらすぐに救急受診したほうが良いのかをお伝えできればと思います。

救急受診が必要な症状

1. 40歳以降の突然の胸痛

外傷などがなく、スイッチが入ったように突然胸の痛みが生じる場合、血管が詰まった、破けた・裂けたなどの状態を疑うことになります。とくに40歳以上や、併存症(糖尿病・高血圧・高脂血症・不整脈・慢性腎臓病など)がある場合は血管リスクが高く、このような場合はすぐに救急要請をしましょう。

突然の胸痛の原因となる主な病気

急性冠症候群(心筋梗塞・狭心症)・肺血栓塞栓症・大動脈解離など

2. 冷や汗・生あくびをともなう胸痛

冷や汗・生あくびなどの症状は交感神経が刺激されて生じる症状で、胸痛とともに生じる場合は、重篤な原因が隠れている可能性があります。

冷や汗・生あくび+胸痛の原因となる病気

急性冠症候群(心筋梗塞・狭心症)・肺血栓塞栓症・大動脈解離など

3. 息を吸うたびに出る胸痛

息を吸うたびに出る胸痛の場合は、肺や心臓の異常を疑います。息苦しさや低血圧がある場合は救急要請をしてください。日中であればまず近くの内科を受診してください。

息を吸うたびに出る胸痛の原因となる主な病気

自然気胸、胸膜炎、心膜炎、肋骨骨折、Precordial Catch症候群(小児)など

受診が必要な症状

4. 押したり動かしたりで痛む胸痛

筋骨格系の痛みや皮膚表面の痛みのことがあります。

押したり動かしたりで痛む胸痛の原因となる主な疾患

肋骨骨折、帯状疱疹など

さいごに

色々と説明しましたが、【スイッチを入れたように突然胸がが痛くなった】【胸痛に冷や汗や生あくびを伴う】などの症状は緊急を要しますので、ためらわず救急受診をしてください。もちろん当院でも、診察や救急要請のご提案など、適切なアドバイスをさせていただきますので、迷った際はまずお電話でご一報いただければと思います。

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